奈良盆地におけるノガミ行事に関する研究Web版

10.池田のノガンドウ

所在地:奈良市池田町

10  池田のノガンドウ 奈良市池田町

日程: 65日 田作りのために牛を飼っていたころまではやっていたが、耕運機を使うようになってからは行われなくなった。

場所: 奈良市南端の広大寺池の南側、池堤と田を一枚はさんで低い土を盛った区画がある。西側は池田町の共同墓地、中央は畑、東側の部分がノガンドウ、ノーガンドウ。以前はここに五輪塔が立っていたが、現在は西隣の墓の入り口に置かれている。二本の木が植わっていたこともあった。また、ここで牛を屠殺し処理したと伝わる。

祀られる対象:

行事:65日の朝から池田の牛を飼っている家のものが、牛の角にショーブを巻いて、ノガンドウへ連れて行き、チマキを食べさせた。

東北より(奈良県教育委員会『大和の野神行事(下)